【化学基礎】物質量②〜1molの質量はどう量る?〜【授業実践備忘録】

前回に引き続き、高校化学で学ぶ物質量についてまたもや投稿致します。
前回の投稿で、物質量(mol)=原子・分子・イオンを数多く集めてできた”おにぎり”を数える単位であると説明しました。
では、なぜmolという”おにぎり”をもとに原子・分子・イオンについて考えるのでしょうか?
それは、物質の質量や体積を人間の目に分かるようにするためです。
今回の記事では、molを使って物質の質量を考えることをテーマに綴りたいと思います。

物質1molの質量

19世紀以前、元素の質量は原子量・分子量・式量で表されていましたが、これらはあくまで”比”。
物質が実際に何gなのかを表しているわけではありません。
それでも、粒子を1mol分集めると、なんと原子量・分子量・式量にgをつけた値になってしまうのです!
この物質1molの質量はモル質量と呼びます。

なお、1molの質量=モル質量は物質の種類によって変わります。

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文責:滝沢