#生物基礎
【生物基礎】植生と生態系の導入【授業実践備忘録】
私の勤務校の生物基礎の授業では3学期に植生と生態系について学ぶことになっています。 ただ、生物基礎ではこれまで細胞・遺伝子・人体をテーマに授業をしてきましたが、いきなり植生やバイオームという用語が出たり、植物を中心に生態 […]
【生物基礎】生体防御【授業実践備忘録】
久々の授業実践備忘録の投稿になります。 今回は生体防御と免疫がテーマ。 生体防御とは体に有害な病原体から身を守る作用のことです。 体の中に有害なものが入ってこないようにするために、ヒトの体は2段階のバリアが張り巡らされて […]
【生物基礎】血液循環〜酸素解離曲線を使って酸素の運搬量を考える〜【授業実践備忘録】
最近の授業実践備忘録は化学基礎のばかり扱っていましたが、久々に生物基礎の授業実践についても綴りたいと思います。 今回は血液循環について。 血液循環において重要なのは、赤血球に含まれるヘモグロビンが酸素をどのように運搬する […]
【生物基礎】恒常性と体液〜ヒトの体はちくわと一緒?!〜【授業実践備忘録】
久々の授業実践備忘録の投稿です。 私の勤務校では夏休み明けから、生物基礎の授業でヒトの体内環境を扱っています。 今回は、体内環境・恒常性・体液の捉え方をテーマに、授業実践についてまとめます。 対象 高校1年生 クラスによ […]
【生物基礎】細胞分裂はDNAの複製と染色体の分配の2段階に分かれる【授業実践備忘録】
この授業実践備忘録のブログでは、すでに遺伝子の単元についても触れてきました。 実際の授業では、体細胞分裂を最初に教え、タンパク質の合成についてはその後に取り組みましたが、都合により、体細胞分裂の授業実践の記事の投稿が遅れ […]
【生物基礎】タンパク質合成の学習を通して自分の体のでき方を理解する【授業実践備忘録】
遺伝子は形質をつくるもとと定義されますが、言い換えれば、自分自身の体をつくる設計図となります。 それを実際の物質に置き換えると、DNAの塩基配列をもとにしてタンパク質を合成することになります。 この単元は分子生物学を学ぶ […]
【生物基礎】DNAを通して自分自身を知る【授業実践備忘録】
現在の高校生物の教育課程は、DNA・RNA・タンパク質といった分子から遺伝現象を分子生物学的に考察する構成となっています。 学生時代、私もDNAの構造について学びましたが、当時の理解は浅く、自身とは無関係のように感じてい […]
【生物基礎】遺伝の基礎をあなどるなかれ【授業実践備忘録】
中学校の理科では、メンデルのエンドウマメを題材に遺伝現象を学びます。 高校の生物基礎では、この遺伝現象を完全に理解していることを前提に、遺伝子の本体であるDNAから形質のもととなるタンパク質が作られる過程を学びます。 し […]
【生物基礎】酵素はタンパク質からできた生体触媒【授業実践備忘録】
代謝が行われる際は、酵素が働きます。 酵素はタンパク質からできた生体触媒と定義され、他の触媒と共通した特徴、また、他の触媒にはない特徴を持ち合わせています。 そうした2つの面から酵素についての授業実践を行いました。 対象 […]
【生物基礎】光合成と呼吸を通して生体内でのエネルギー変換を学ぶ【授業実践備忘録】
前回の記事で、代謝には同化と異化があり、代謝によって細胞内でエネルギーが生み出され、ATPという物質に蓄えられるということを綴って参りました。 今回の記事では、光合成と呼吸を例に、同化と異化のそれぞれにおけるエネルギーの […]