自習ノートの取り方指導

私が勤務する学校では現在、1学期の期末テストが行われています。
この期間中、教科書、授業プリント、副教材(問題集)の範囲を指定し、生徒に自習ノートを作成してもらっています。
ただし、単に答えを書いてマークするだけではなく、自分で理解している部分とそうでない部分を明確にし、知識を整理できるようになることが目標です。
そのため、2023年度からは自習ノートの取り方について具体的に指導しています。
私が推奨する方法は「コーネル方式」というもので、特に問題集の答えを記入する際に適していると考えています。

ノートの1ページを使って、下の8~10行を空けておきます。
この空いたスペースには、問題集で間違えた問題や自分が特に注意すべきポイントをまとめます。
ページの上部は左側を1/4、右側を3/4に分けて使用します。
左側には問題番号や補足事項を、右側には問題の答えや間違いの訂正を記入します。

普段の授業では、ワークシート(授業プリント)と教科書を使用して進めていますが、生徒自身が白紙の状態から授業で学んだ内容を再現しながら知識を整理することが、理解を深めるのに重要だと考えています。

 

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(文責:滝沢)