2024.12.27 edcamp Shibaに参加しました(前編)

2024年12月27日、芝国際中学校・高等学校で開催されたedcamp Shibaに参加して参りました。
edcampというのは教職員だけでなく、教育に関心の強い生徒・保護者・一般市民の方も集まって、参加者が当日話したいテーマを決め、テーブルに分かれて語り合うというイベントでございます。
私自身は、この学校の校長先生と以前より面識があり、お話を伺いたかったというのと、芝国際がどんな学校なのかが気になっていたこともあり、参加した次第なんですけどね💦
今回のedcampでは非常に印象に残ることが多かったので、覚え書きとして前編・後編に分けて投稿致します。

開始前

会場に到着した際、自分が話したいことを付箋に書いて、所定のボードに貼るというワーク(?)を行いました。
その際、私と同じテーブルには教職員・保護者・現役の高校生が座っていて、雑談で盛り上がりました。
特に同じテーブルいた高校生は海外留学を含めたグローバル教育に魅力を感じ、地方から下宿で東京の高校に進学されているとのこと。
しかも、学校の教育について思うところ、言いたいことがありこのedcampに参加されたのだとか。
また、別のテーブルには中学生もいたようで、お話を聴いたところ、やはり教育に強い関心をお持ちだったとか。
実は先日も別のイベントで高校生と大人が対等な立場で対話をする機会に生で立ち会えましたが、現役の生徒・学生の思いも聴け、期待度が上がっておりました。

基調講演

開始に先立ち、芝国際中学校・高等学校の校長先生よりご講演を拝聴致しました。
対話の意義・対話の作法などについてわかりやすく語られ、対話を通して学びを深めることについて考えるきっかけになりました。
また、校長先生が真摯かつ丁寧に説明され、お人柄が伝わって参りました。

セッション1・教員の働き方について

私自身、精神疾患の経験があり、教員向けのスケジュール帳・Teacher's Project Diaryを自作し、働き方改革については言いたいことが山ほどある身。
ということで、最初のセッションでは教員の働き方について語り合うブースに参加しました。
参加したテーブルには現役の先生(教諭・司書教諭・養護教諭)、企業にお勤めの方もご参加され、学校と企業との比較、教員の働き方についての現実と解決策について語り合いました。
恥ずかしながら、実は今まで学校で働いていながらも司書教諭・養護教諭の先生の現状を知らず、司書教諭と養護教諭の意外な連携や、養護教諭の仕事の大変さについて全くと言っていいほど存じ上げませんでした。
このセッションでの対話を通して、教員の働き方改革を通して、先生が幸せになるために、こんなところがポイントになるとまとめられました。

  • 普段から上司・同僚と対話ができること

  • 他の先生と仕事の「見える化」ができていること

  • 何でもかんでも先生が抱えないこと

とりあえずここで一息

実は今回綴った記事は、edcampの午前中に行われたことに絞っています。
それにしても、edcampに初めて参加しましたが、開始早々から温かい雰囲気で、しかも参加者の皆さんもそれぞれ熱い思いをもって参加されているのが伝わってきて、参加できてよかったという思いが前半で湧いていました。
午前中にいろいろな方のお話を聴いたところ、「いい授業にしたい」「働き方を改善してもっと幸せになりたい」という思いを共有できたからなのではないかと思っています。

午後のセッションでは教員のモチベーション・生成AIの活用・探究活動について語り合いました。
この午後のセッションだけでも、綴る内容が非常に溢れていますので、別の記事にて綴りたいと思います。

コメント&お問い合わせ承ります

この記事に関しまして何かご意見・ご質問・ご感想などがございましたら、当社サイトの右上にありますお問い合わせフォームよりコメントをお寄せください。
皆様のコメントは、この記事をご覧になっている先生方や、私自身にとってもこれからの授業づくりに有益になるものと思います。

また、この記事をご覧になっている高校理科の先生方の中には、こんなお悩みを抱えていらっしゃいませんか?

  • これまでの授業で生徒の反応が思うように得られなかった。
  • これからの授業で何をどう教えたらいいのかわからない。
  • 教科横断型あるいは探究的な学びを授業で取り入れたい。

そんな先生方のために、高校理科の授業づくりやスケジューリングの支援事業を行っています。

この記事に関するコメントも含め、理科の授業や、お仕事のスケジューリングなどでお悩みなどがございましたら、ぜひお話をお聴かせください。
どんな些細なことでも構いませんので、当社サイトにありますお問い合わせフォームよりコメントをお寄せください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

文責:滝沢