授業実践備忘録
【生物基礎】恒常性と体液〜ヒトの体はちくわと一緒?!〜【授業実践備忘録】
久々の授業実践備忘録の投稿です。 私の勤務校では夏休み明けから、生物基礎の授業でヒトの体内環境を扱っています。 今回は、体内環境・恒常性・体液の捉え方をテーマに、授業実践についてまとめます。 対象 高校1年生 クラスによ […]
【生物基礎】細胞分裂はDNAの複製と染色体の分配の2段階に分かれる【授業実践備忘録】
この授業実践備忘録のブログでは、すでに遺伝子の単元についても触れてきました。 実際の授業では、体細胞分裂を最初に教え、タンパク質の合成についてはその後に取り組みましたが、都合により、体細胞分裂の授業実践の記事の投稿が遅れ […]
【化学基礎】原子量・分子量・式量は粒子の質量比【授業実践備忘録】
2024年7月より【授業実践備忘録】というカテゴリーをつくり、私が勤務している高校での生物基礎の授業実践について綴ってきました。 ただ、私は化学の授業も担当していますが、「化学の授業実践は記事にしないのか?」といったご指 […]
どうする?苦手なクラスの授業対応
9月に入り、どこの学校でも授業が再開されたかと思います。 この記事をご覧になっている皆様におかれましては、授業はどのような雰囲気でしょうか? 夏休み明けということで、先生も生徒さんもモチベーションを上げるのに一苦労されて […]
【生物基礎】タンパク質合成の学習を通して自分の体のでき方を理解する【授業実践備忘録】
遺伝子は形質をつくるもとと定義されますが、言い換えれば、自分自身の体をつくる設計図となります。 それを実際の物質に置き換えると、DNAの塩基配列をもとにしてタンパク質を合成することになります。 この単元は分子生物学を学ぶ […]
【生物基礎】DNAを通して自分自身を知る【授業実践備忘録】
現在の高校生物の教育課程は、DNA・RNA・タンパク質といった分子から遺伝現象を分子生物学的に考察する構成となっています。 学生時代、私もDNAの構造について学びましたが、当時の理解は浅く、自身とは無関係のように感じてい […]
【生物基礎】遺伝の基礎をあなどるなかれ【授業実践備忘録】
中学校の理科では、メンデルのエンドウマメを題材に遺伝現象を学びます。 高校の生物基礎では、この遺伝現象を完全に理解していることを前提に、遺伝子の本体であるDNAから形質のもととなるタンパク質が作られる過程を学びます。 し […]
【生物基礎】酵素はタンパク質からできた生体触媒【授業実践備忘録】
代謝が行われる際は、酵素が働きます。 酵素はタンパク質からできた生体触媒と定義され、他の触媒と共通した特徴、また、他の触媒にはない特徴を持ち合わせています。 そうした2つの面から酵素についての授業実践を行いました。 対象 […]
【生物基礎】光合成と呼吸を通して生体内でのエネルギー変換を学ぶ【授業実践備忘録】
前回の記事で、代謝には同化と異化があり、代謝によって細胞内でエネルギーが生み出され、ATPという物質に蓄えられるということを綴って参りました。 今回の記事では、光合成と呼吸を例に、同化と異化のそれぞれにおけるエネルギーの […]
【生物基礎】消化からはじめる代謝とエネルギーの学習【授業実践備忘録】
今回の授業実践備忘録のテーマは「代謝とエネルギー」。 この単元は物理・化学の内容が入り、苦手意識をもちがちなところ。 この単元においては、食物から得た栄養素からどのようにエネルギーとして生み出されるのかという点から、代謝 […]