【親子理科教室】煮干しの解剖の予備実験【舞台裏を公開】

以前の記事では酸性・中性・アルカリ性によって液の色が変わるところをご紹介致しました。
本日は煮干しの解剖の予備実験の様子を公開致します。

つまようじ1本でできる解剖実験

煮干しはイワシ(マイワシ・カタクチイワシ)の干物です。
乾燥はしていますが、頭と胴体を開くと、様々な組織・器官のつくりが見られます。
一般的に、解剖というとメスやハサミのような器具を使って行いますが、煮干しの解剖はつまようじ1本あれば、誰でも簡単に行なえます。

解剖の手順

それでは実際に解剖してみましょう。

① 大きさ10cmくらいの煮干しを用意します。

② 頭と胴体を分けます。

③ 頭の真ん中に爪で印をつけ、頭を2つに割ります。
そうすると、白いヒゲのような"さいは"と、茶色い毛のようなエラが見られます。

④ さいはとエラを取り出します。
さいはとは、口の中に入り込んできたゴミを取り除くフィルターの役割をしています。
エラは魚の呼吸器官です。

⑤ 目玉と神経(脳?)を取り出します。

⑥ 胴体の背側に爪で印をつけ、背側から2つに割ります。
※背側が固くて、爪を入れられない場合、カッターで少しずつ印をつけるといいですよ。

⑦ 食道と胃を取り出します。
下の写真では、黒い塊が胃で、赤茶色の細長いものが食道です。

⑧ 精巣を取り出します。
※私が使ったのはオスのイワシの煮干で、銀白色の塊になっていました。

⑨ 心臓を取り出します。
※実際の心臓は三角形の茶色い塊に見えます。

今回私が行った予備実験では確認できませんでしたが、耳の中にある耳石や卵巣などを取り出すことも可能です。
この記事をご覧の皆様も、自由研究のテーマとしていかがでしょうか?

この夏、親子で科学の世界をのぞいてみませんか?

今回行った煮干しの解剖は、8月に開催する親子向け理科教室でも実際に体験していただく予定です。

8月13日・15日には、イベント会社・GIFT様が運営されるカフェで、煮干しの解剖と、色の変化を利用した「魔法のクリームソーダづくり」を行います。

また、8月22日には、顕微鏡を使ってタマネギやヒトのほおの内側の細胞を観察する「ミクロでワイドな?細胞の世界」、8月23日には、煮干しを解剖しながら魚とヒトのからだの共通点を探る「イワシの干物から人体が見える!?」を、名古屋市千種区のタスクールで開催します。

小さな煮干しや一枚のプレパラートの中にも、普段は気づかない生命のしくみが隠れています。
見るだけでなく、自分の手で確かめ、親子で「なぜだろう?」を考えてみませんか?

夏休みの自由研究や探究学習のヒントを探している皆様も、ぜひご参加ください。
開催内容・お申し込み方法は、以下のページをご覧ください。

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