2024.5.12 先生向けのAI活用研修を行いました
※サムネイルの写真は、ABC-T理事の方のインスタグラムより引用させていただきました。
2024年5月12日、NPO法人ABC-T(Accept Base Camp for Teachers:京都府京田辺市)さん主催で、「AIを活用した先生の業務効率化について考える」というテーマで、私が講師として研修を行いました。
この研修では、普段から多忙を極めている学校の先生が、AIを使ってどのように業務を効率よく進めていくかを参加者の方と一緒に考えてまいりました。
内容
研修の冒頭、AIの活用について、参加者ご自身で考えていただきました。
この中では特に「AIを使ってどんな自分になりたいか」ということを強調致しました。
AI活用はあくまでも手段であり、AIを使うことが目的になってはいけないということを参加者の皆様方と共有致しました。
中盤では、私がChatGPT4とCopilotというAIを使ったデモンストレーションを行い、参加者の皆様方の間で学校業務でのAI活用について、具体的に考えました。
今回は学級通信作成・授業案の構成・画像生成などのデモンストレーションを行い、参加者の皆様方で盛り上がりました。
このデモンストレーションをもとに、研修の終盤では参加者の皆様それぞれで抱えていらっしゃる業務をリストアップし、AIを活用して効率化できるところについて考えていただきました。
研修の時間の制約もあり、不十分に終わってしまいましたが、参加者の皆様は、それぞれが抱えていらっしゃる業務の種類の多さに驚かれていました。
最後にまとめとして、学校の先生におけるAI活用について、私から以下の3点について提言致しました。
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AIは万能ではない。
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児童⽣徒に対しては、先⽣⾃⾝の⾔葉で伝えないと⼼には響かない。
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しっくりこないとき、行き詰まったとき、第三者の意見を聴きたいときがAIを活⽤するタイミング。
参加者の皆様からのコメント
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ChatGPTとか、他の使い方が面白かった。
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AIの活用のしかたがわかった。
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具体的な例があり、AIを目の前で使ってみてくださったので、どのようなことができるのか、イメージが分かりました。
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チャットGPTは耳にしていたものの、使用したことがなかったので、今後活用して時間を有効に使っていきたいと思います。ありがとうございました。
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どこまでできて、どこまでできないのかがイメージが湧いてきました。実際に見せてもらったのが理解しやすかったです。
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画像を使ったAIの活用法は知らなかったので、知れてよかった。
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できる幅が結構広いんだな!というのが発見でした。
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次回もしてほしい。
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小・中・高での使い方のポイントなどがあれば、また教えてもらいたいです。
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「AIで効率化」というより「AIで共存」の方が気になってきました。
文責:滝沢