2023.12.28教育ワークショップで講演を行いました
2023年12月28日(木)、日本教育新聞社主催の教育ワークショップ「世界のエネルギー事情と日本のエネルギー教育〜SDGsを踏まえて〜」が福井県福井市で開催され、多くの方にご参加いただきました。
このワークショップでは、専門のコンサルタントの方による基調講演「世界のエネルギー事情」や、原子力発電環境整備機構(NUMO)による放射性廃棄物の地層処分をテーマとしたボードゲーム「ジオ・サーチゲーム」の体験が行われました。
この中で弊社代表の滝沢は「学校現場におけるエネルギー教育」というテーマで講演を致しました。
「エネルギー」という言葉は中学校では理科・社会・技術・家庭、高等学校では理科・地理歴史・公民・工業といった教科ではっきりと記されています。
エネルギーは自然現象の一つの形であって、理科で学ぶ内容を土台にして、エネルギー問題について考えなければなりません。
しかし、エネルギー問題について考えるには理科だけでなく、上記の科目で学ぶことを含め、教科横断的に考えることが必要であります。
また、エネルギー問題はエネルギーの利用だけでなく、そのもととなる資源と、エネルギーを利用した後の環境への影響も含まれています。
それらを包括的に考えるためには、地球上でのあらゆる活動を「エンジン」として捉えていくことと、SDGsが道標となリます。
こうしたことを提言して参りました。
講演後、熱意ある参加者の方からお声がけいただき、有意義な意見交換ができました。
こうした交流を踏まえ、弊社でも望ましい資源・エネルギー・環境教育について研究を続けて参ります。
ワークショップにご参加いただいた皆様はもちろんのこと、福岡・松山・福井で講演する機会を与えていただいた主催者・スタッフの皆様方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
※下の写真はワークショップの中で行われたボードゲームの体験風景です。