私が理科教員になってから(2)
「結局、何をしたかったんですか?」
これは某校に勤めていたとき、研究授業の終了後に教科主任からいただいた一言。
いかに自分がグダグダなことをやっていたかを思い知らされた。
年間での授業進行の見通し
1コマの間で学ぶことと時間配分
学習活動の意味づけ
これらが全然できていなかったのである。
そのせいか、テスト前に範囲まで授業が終わらない時に、他の先生の時間をどれだけいただいたことか。
それでどれだけ生徒から文句が来たことか。
その数は計り知れない。
指導案ノート
こうしたことから、教員12年目までは「指導案ノート」を毎回の授業前に書いていた。
このノートを書くことで、授業準備にはだいぶ時間がかかってしまった。
それでもこのような効果があった。
次回の授業の時間配分や、その時間で学ぶことを明確にできた。
イメージトレーニングになった。
振り返りもできた。
ストックしておくことで今後同じようなテーマで授業をするときに役立っていた。
中身はこんな感じ。
自分で言うのも何だけど、指導案ノートを書いて準備していた時はひたむきだったと我ながら思う。
教員18年目の今では書くことがなくなったが、困ったときやモチベーションを上げたいときに、このときのノートを振り返ることがある。
初心忘るべからず。
指導案ノートを書く以外にも、教員4年目からは全国地を飛び回ってセミナーに参加しまくって、授業力向上に邁進しました。
それはまた別の記事にて。
ご意見・ご感想・ご意見などがありましたら、このサイト右上の「お問い合わせ」ページのフォームより、ご遠慮なくお寄せください。